
目次
- インビザラインってどんな矯正治療?
- ワイヤー矯正との違いとは?
- インビザラインが選ばれる5つの理由
- 治療の流れと通院頻度
- 治療中の生活はどう変わる?
- 向いている人・向いていない人の特徴
1. インビザラインってどんな矯正治療?
「インビザライン(Invisalign)」は、透明なマウスピースを使って歯並びを整える矯正治療です。従来のワイヤーやブラケットを使わず、見た目にもほとんど気づかれないのが最大の特長。世界中で1,500万人以上が治療を受けている、実績のある矯正方法です。
CAD/CAMというデジタル技術を活用し、3Dシミュレーションで治療のゴールを可視化できるのも、インビザラインならではの強みです。
2. ワイヤー矯正との違いとは?
インビザラインと従来のワイヤー矯正は、仕組みや生活への影響に大きな違いがあります。
項目 | インビザライン | ワイヤー矯正 |
---|---|---|
見た目 | 透明で目立たない | 金属が目立つことも |
取り外し | 自分で取り外し可能 | 固定式で不可 |
痛み | 少なめ | 締め付け感が強い場合あり |
食事制限 | ほとんどなし | 食べ物に制限あり |
口内トラブル | 少なめ | 口内炎ができやすい |
特に「人前で話す仕事をしている」「矯正中でも見た目を気にしたくない」という方には、インビザラインがぴったりです。
3. インビザラインが選ばれる5つの理由
- 見た目が自然 透明なマウスピースは装着していてもほとんど気づかれず、日常生活に溶け込みます。
- 痛みや違和感が少ない マウスピースは1〜2週間ごとに新しいものに交換するため、歯への負担が少なく、痛みも軽減されます。
- 食事が楽しめる 食事の際はマウスピースを外せるので、普段通りの食生活が可能。食べ物に気を遣う必要がありません。
- 歯磨きがしやすい マウスピースを外せるため、歯磨きも通常通りにでき、虫歯や歯周病のリスクを抑えられます。
- 通院回数が少ない 多くの場合、1〜2ヶ月に1回の通院で済みます。忙しい方にも続けやすい治療法です。
4. 治療の流れと通院頻度
インビザライン治療は、次のようなステップで進んでいきます。
- カウンセリング・診査 歯並びの悩みを相談し、インビザラインが適応かどうか診断します。
- 3Dスキャン・治療計画の作成 専用のスキャナーで口腔内を読み取り、治療のゴールを3D画像で確認。
- マウスピース製作・装着 オーダーメイドのマウスピースを装着して治療開始。1日20時間以上の装着が必要です。
- 定期チェック 約1〜2ヶ月ごとの通院で進行具合をチェックし、マウスピースを交換します。
5. 治療中の生活はどう変わる?
インビザライン治療中は、「マウスピースを決められた時間きちんと装着する」ことが大切です。飲食時以外はなるべく装着し、1日20〜22時間を目安に着用します。
また、マウスピースは毎日洗浄が必要。清潔を保つことで、ニオイや細菌の繁殖を防ぎます。慣れてしまえば日常の一部となり、特別な手間には感じにくくなりますよ。
6. 向いている人・向いていない人の特徴
向いている人:
- 軽度〜中度の歯並びの乱れがある方
- 自分で管理できる几帳面な方
- 人前に出る仕事をしている方
向いていない場合もある:
- 重度の不正咬合(抜歯や外科手術が必要なケース)
- マウスピースの装着時間を守れない方
まずは歯科医師に相談し、自分に合った治療法を確認することが大切です。
まとめ
インビザラインは、「目立たない」「痛みが少ない」「ライフスタイルを変えずに続けられる」といった魅力が詰まった矯正治療です。見た目や生活の不安で矯正に踏み切れなかった方にとって、まさに新しい選択肢となります。
笑ったときに自信が持てる歯並びは、あなたの印象を大きく変える力を持っています。「やってみたいな」と感じたその気持ちを大切に、まずはお気軽にご相談ください。
【監修】
Yard Dental Clinic 代表
歯科医師 赤崎 雄飛

慶應義塾大学法学部政治学科を中退後、愛知学院大学歯学部に編入学し首席で卒業。
『お口の健康を、もっと気楽に』をコンセプトに、2024年に新しい歯科クリニック「Yard Dental Clinic」を開院。
歯周病治療や歯科検診を軸としつつ、一般歯科・口腔外科・審美歯科・矯正治療まで幅広く診療を行っている。
所在地:
〒475-0857 愛知県半田市広小路町150-2 名鉄知多半田駅前ビル1F
(名鉄河和線「知多半田駅」東口すぐ)
電話番号: 0569-89-2351
公式サイト: https://yard-dental.co