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2024.03.24

歯の健康

歯医者の定期検診って何をするの?メリット・費用・頻度について

歯医者の定期検診って何をするの?メリット・費用・頻度について

歯科検診の重要性について解説! 歯石取りやクリーニング、虫歯予防と早期発見

こんにちは。
皆さん歯医者での定期検診にはどれぐらいの頻度で行っていますか?
『症状や気になるところが無ければなかなか行かない』という方もいらっしゃるかもしれませんが、歯医者での定期検診には多くのメリットがあります。

また近年、ヘルスケアの需要が高まり身体の健康のためのオーラルヘルスの重要性がますます注目されてきました。
今回は、歯科検診の内容やそのメリット、また頻度や費用などの気になる部分についても解説していきたいと思います。


歯科検診(HAKEN)の内容

Yardでの歯科検診(HAKEN)は、一般的に以下のような内容や流れで行います。

  1. 問診 : 歯科医師が患者様の口腔内の症状や過去の歯科治療、歯周病のリスクファクター、歯の痛みや不快感などについて問診を行います。
  2. 口腔内検査・歯周ポケットの測定 : 歯科医師や歯科衛生士が口の中を視覚的に検査します。この検査では、虫歯、歯周病、歯肉の状態、口内炎、異常な腫れや変色などを確認します。
  3. 口腔内写真撮影 : 口腔内用の小さなカメラを使って、お口の中の虫歯や気になる部分などの写真撮影を行います。
  4. レントゲン検査 : 必要に応じてレントゲン撮影を行います。レントゲン検査により、歯の根の状態や歯周組織、顎の骨構造などを評価することができます。
  5. 診断と治療計画の提案 : 歯科医師が口腔内検査の結果やレントゲンの画像を基に診断を行い、必要な治療やケアの計画を提案します。必要に応じて患者様に対して歯の状態や予防法についてのアドバイスも行います。
  6. 歯磨き指導(TBI) : 磨き残しのある箇所や磨きにくい部分を視覚的に把握し、歯ブラシの当て方・持ち方など、お家でのセルフケアの質を向上させるための指導を歯科衛生士が行います。
  7. 歯石や着色の除去(クリーニング) : 歯科衛生士が歯石や歯垢を歯の表面から除去するクリーニングを行います。歯石は歯周病や歯の変色の原因となるため、定期的な除去が重要です。
  8. フッ素塗布 : 特にお子様の場合必要に応じて虫歯予防のためのフッ素塗布を行います。

歯科検診で得られるメリット

歯科検診ではクリーニングによってお口が綺麗になるだけでなく、虫歯や歯周病のリスクを下げたり、身体の健康にも寄与するなどの多くのメリットが存在します。

1. 歯周病やむし歯の早期発見と治療

歯科医院での定期的な検診は、歯周病やむし歯などの口腔内の問題を早期に発見し、適切な治療を受けるための重要な手段です。歯周病は歯肉の炎症から始まり、進行すると歯を支える骨や組織が損傷されます。早期段階での発見と治療により、重篤な合併症を回避し、口腔健康を保つことができます。

2. 歯垢や歯石の除去

歯科医院での定期的なクリーニングは、歯垢や歯石を効果的に除去し、むし歯や歯周病の発生を防ぐのに役立ちます。歯垢や歯石は、ブラッシングやフロスで十分に除去できない場合があります。定期的なクリーニングにより、歯の表面を清潔に保ち、口腔内の健康を維持することができます。

3. 口臭の改善

口腔内の汚れや細菌が原因となって口臭が発生することがあります。歯科医院での定期的なクリーニングにより、口腔内の汚れや細菌を除去し、口臭を改善することができます。清潔な口腔環境を維持することは、自信を持ってコミュニケーションを取るためにも重要です。

4. 全身の健康への影響

口腔内の健康状態は、全身の健康と密接に関連しています。歯周病や口腔内の炎症は、心臓病、糖尿病、呼吸器疾患などの慢性疾患との関連が指摘されています。定期的な歯科検診や治療により、口腔内の問題が全身の健康に与える影響を最小限に抑えることができます。

5. 美しい笑顔の維持

歯科医院での定期的なケアは、美しい笑顔を維持するためにも重要です。クリーニングや歯石除去により、歯の表面がきれいになり、歯の色や輝きが改善されます。定期的なケアにより、自然な美しい笑顔を保つことができます。


定期的に歯医者に通うことで、お金の面でもメリットがある!?

歯医者での定期検診は、おおよそ1回で3,000円前後の費用がかかります。年3,4回行くと考えると、大体年間で10,000円ほどが歯科治療費として必要になります。
しかし、定期的な通院のおかげで、将来的に必要になりうる高額な治療費用を節約できるというメリットがあり、それを踏まえると年間の定期検診の費用はそれほど高いものではありません。
以下で詳細に解説します。

1. 予防による費用節約

:定期的な歯科検診とクリーニングにより、虫歯や歯周病などの歯の問題を早期に発見し、予防や早期治療を行うことができます。これにより、重篤な歯の問題が進行する前に対処することができ、それに伴う治療費や手術費用を節約することができます。

2. 健康保険の適用

:日本においては、定期的な歯科検診や予防的な治療は健康保険の適用範囲に含まれることが多いため、大型の治療や期間がかかる治療と比べて費用の負担が少なくすみます。

3. 早期発見による費用削減

:定期的な歯科検診により、歯の問題を早期に発見し、早期治療を行うことで、後の段階での治療費用を削減することができます。たとえば、虫歯が進行してからの治療よりも、初期の段階での治療の方が費用が安く、また期間も短く済む場合が多いです。

4. 歯科医との相談による費用削減

:定期的な歯科検診では、歯科医師や歯科衛生士とのコミュニケーションが取れるため、予防的なケアや費用削減の方法について相談することができます。歯科医は患者の財政状況や健康状態に応じて最適な治療計画を提案することができます。


どれぐらいの頻度で検診に行けばいいの?

定期検診の頻度は個々の口腔状態やリスク要因、歯科医師の方針・考え方によって異なりますが、一般的なガイドラインとしては以下のような頻度が推奨されます。

  • 一般的な成人の場合
    一般的には、健康な成人の方の場合、3〜6ヶ月に1回の定期的な歯科検診が推奨されます。
  • リスクが高い場合

    歯周病や虫歯のリスクが高い場合、または歯科治療を受けた経験がある場合は、より頻繁な歯科検診が推奨されることがあります。個々の患者様のリスクを評価し、1ヶ月〜3ヶ月ほどの間で適切な検診スケジュールを提案します。

  • 子供や青少年の場合:

    子供や青少年の場合は、歯が成長している期間や歯並びの変化がある期間などに合わせて、より頻繁な歯科検診が必要とされることがあります。通常、3〜6ヶ月に1回の検診が推奨され、検診の際にフッ素塗布を行う場合が多いです。


まとめ

以上のように、定期的に歯医者に通うことで得られるメリットは計り知れないものがあります
少し面倒で費用がかかる側面もありますが、歯医者に行かずに大きな虫歯や重篤な歯周病になってしまった場合、通院のために莫大な費用や期間を要することもあります。
またそれだけでなく、歯を抜歯せざるをえないケースもあり、歯を失うということは誰にとっても本当に大きな損失になってしまいます。

私たちYardでは、少しでも皆さんが気楽に検診を受けて心地よく過ごしていただけるよう、様々な取り組みを行っております。
『楽しく、新しい歯科体験』で、人々の歯科検診(HAKEN)が自分らしく彩るよう、これからも努めていきます。

是非、気楽な気持ちでいらしてください。

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