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2024.04.13

歯の健康

セルフホワイトニングで歯は白くなる?歯医者でのホワイトニングとの違いを解説

セルフホワイトニングで歯は白くなる?歯医者でのホワイトニングとの違いを解説

セルフホワイトニングと医療ホワイトニングを比較!それぞれのメリット・デメリットは?

セルフホワイトニング、ご存知でしょうか?
セルフホワイトニングとは、歯科医院に通うことなく手軽に歯の美白を行うことができるもので、近年技術が進化しとても利用者の方が増えています。

しかし、これは基本的には歯科医師の監修なく行うものであり、安全性や副作用、またはその効果に関しても十分にデータが確立されていません。
手軽にコストを抑えてできる方法ではあるのですが、歯医者で行う医療ホワイトニングとの違いやそれぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、ご自身に合ったホワイトニング方法を選択して頂くのが大切です。

このテーマに関して、今回は解説していきます。


セルフホワイトニングとは?

医薬品(過酸化水素や過酸化尿素)を使わずに、施術を自身で行うことで、低価格で手軽に行うことができるホワイトニング方法です。
以下に特徴を列挙します。

  • 低価格
  • 歯医者に通院の必要性がない
  • 痛みが少ない
  • 好きな時に行うことができる

これらの特徴を踏まえた上で、デメリットを挙げていきます。

なぜ価格が安いのか?

効果の高い医薬品を用いず、また施術をご自身で行わないといけないため。つまり安全性が十分に確保されておらず、また効果もそれほど高くありません。

成分の違いは?

医薬品でなく、酸化チタンといった成分が主になります。上記に挙げた過酸化尿素や過酸化水素といった漂白成分を含まないため、医療ホワイトニングが黄ばみの改善を期待するのに対し、歯の着色を落とすといったクリーニング効果に留まります。その他にも歯磨剤に含まれるポリリン酸ナトリウムやハイドロキシアパタイトといった成分があります。

虫歯や知覚過敏がある場合は?

セルフホワイトニングは虫歯があってもできる、といった消費者に少し間違った解釈を与えてしまうネット記事をよく見かけますが、これは大きな間違いです。虫歯や詰め物・被せ物などはホワイトニングでは色は変わりません。そのため、セルフホワイトニングはあくまで虫歯を無視して行うことができる、といった説明が正しいです。

ただし、ホワイトニング以前に虫歯や歯周病などはお口の健康のために早期に治療が必要です。セルフ・医療ホワイトニングに関わらず、歯医者でお口の健康状態をチェックし、治療が必要な歯があるかどうか・詰め物や被せ物はないか・ホワイトニングによって知覚過敏などの副作用が出やすいかどうか、こういったことを把握した上でホワイトニングを行うことが重要です。

副作用は?

大きな効果を期待できないため、それほど重大な副作用が出ることは少ないと思います。しかし、医療ホワイトニングと違い薬剤の成分が製品やお店によって異なり、歯や歯肉への健康被害が起きないとは言えません。また虫歯や歯周病がある場合にはそういったリスクが増える可能性があります。


歯科で行う医療ホワイトニングの特徴

歯医者でのホワイトニングは主に2種類に分かれます。

  • ホームホワイトニング
  • オフィスホワイトニング

どちらも医薬品を用いて行うものですが、ホームホワイトニングはお家で行う方法で、またYardで取り扱っているウルトラデント社オパールエッセンスGoは、型取り不要で歯科検診後に購入し、そのままお家でホワイトニングができるといったかなり簡便なものになります。

もう一つのオフィスホワイトニングですが、こちらは歯科医院で行うホワイトニングになります。通院の必要性や知覚過敏の副作用などがありますが、やはりセルフホワイトニングと比べて効果は非常に高いものになります。以下にその特徴を記載します。

1. 専門家(歯科医師・歯科衛生士)の監督

医療ホワイトニング(オフィスホワイトニング)は、歯科医師や歯科衛生士による監督のもとで行われるため、より安全で信頼性が高いとされています。専門家が患者の歯の状態を評価し、適切な治療を提供します。

2. 効果の速さと効果の持続性

オフィスホワイトニングは、より強力な漂白剤や技術を使用するため、効果がより速く現れ、持続性が高いとされています。通常、1,2回の処置で明確な結果が得られることがあります。

3. カスタマイズされた治療

歯科医師は患者のニーズや歯の状態に応じて治療をカスタマイズすることができます。これにより、最適な結果を得るための個別のアプローチが可能となります。

4. リスクの最小化

医療ホワイトニングは訓練を受けた歯科医師・歯科衛生士によって行われるため、適切な技術と注意が払われ、リスクが最小限に抑えられます。また、医療機関内での処置なので、万が一何か問題が発生した場合にはすぐに対応できます。


まとめ

セルフホワイトニングと医療ホワイトニングは、それぞれ利点とデメリットがあります。セルフホワイトニングは手軽でコストが低い一方で、効果の速さや持続性に欠ける場合があります。
一方、医療ホワイトニングは歯科医師の監督のもとで行われるため安全性が高く効果が速く持続性も高いとされています。費用や予約の手間がかかる場合がありますが、近年では非常に簡単に行うことのできるホームホワイトニングといった選択肢も存在します。

最終的な選択は個々のニーズ・予算・時間によって異なりますが、まずは歯科検診やクリーニングを受けた上で、どのようなホワイトニング方法がご自身に合った方法かどうか、歯医者での専門家によるカウンセリングを受けることをお勧めします!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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