矯正

マウスピース矯正（アライナー矯正）は、近年確立された新しい矯正治療です。透明なマウスピースを1~2週間ごとにご自身で交換していただくことで、歯を少しずつ動かしていきます。

透明な取り外し可能な装置のため、見た目にも影響がなく食事や歯磨きもしやすいです・時間をかけてゆっくりと歯に力をかけるため、痛みが出にくく、通院の回数も少なく済みます。一方で、歯並びの状態によっては適応できないケース細かな噛み合わせの調整も難しく、装着期間が短すぎると十分な効果が得られないなどのデメリットがあります。

ワイヤー矯正（ブラケット矯正）は、歯の一本一本にブラケットと呼ばれる特殊な器具を装着し、それらを表側・裏側からワイヤーで連結することにより、歯並びの改善を図る治療法です。

しっかりと歯に固定されることで、重度の症例など、様々な歯並びの問題に確実な効果が期待できます。一方で、装置が固定式のため、痛みが出やすく見た目もわかりやすいのがデメリットでもあります。また、装着している期間は歯を磨きづらく虫歯のリスクが高まるため毎日の丁寧なブラッシングが大事になります。

小児矯正では、子供の歯や顎の問題を早期に診断し、成長発育に合わせて適切な治療を行うことで、将来の理想的な歯並びや噛み合わせを確保します。

治療の開始時期はそれぞれの子供の成長や抱える問題により異なります。多くの場合、永久歯が生え始める前後（5~7歳頃）、前歯が生えそろうタイミング（8歳頃）から矯正を開始します。 種類としては、口呼吸や舌の使い方など正しい口腔機能の回復を行う筋機能矯正から、歯がきれいに生えやすい顎骨に調整する1期治療、そして永久歯が生えそろってから精密な歯の移動を行う2期治療まで、さまざまな種類をご用意しています。